リンガル矯正の実態
こんにちは、エスカ歯科です。
本日はリンガル矯正（裏側矯正）の実態についてお話させていただきます。
矯正治療を始めるときに皆さんどの矯正装置にするか悩むと思いますが、その中でも一目をおかれるリンガル矯正ですが実は矯正歯科の中でもやってるとことやってない所があります。
リンガル矯正は矯正治療をしていても目立たないですし、今まで矯正治療をを拒んでいたかたでも比較的受け入れやすい矯正治療方法だと思います。そんなリンガル矯正なら矯正医であれば是非とも取り入れて患者さんの矯正治療選択のレパートリーを増やしてあげた方がいいのですが、実際はリンガル矯正をやっていなかったりします。
これには深い理由があります。そもそもリンガル矯正は表側矯正に比べて歴史が浅く今の歯科大学の講義の中では一切学習しません。もちろん学習していないので、歯医者になるための国家試験にも出てきません。なのでリンガル矯正は歯医者になった後に勉強会で学習していくしか治療技術を習得できません。さらにリンガル矯正は表側矯正にくらべ難易度が飛躍的にあがってしまいます。
なので表側矯正であれば矯正治療を仕上げれるのに裏側矯正になると仕上げれない矯正の先生はたくさんいます。
患者さんと矯正相談をしているとよく「裏側矯正は時間がかかるんですか？」とか「裏側だと喋りにくいからやめた方がいいと言われました。」など相談を受けますが、結論から言いますと、裏側矯正は技術的にかなり難しいため慣れていないと確かに時間はかかると思いますが症例数をしっかりこなしていれば表側矯正と比べて仕上がりも時間も大差はありません。
また喋りにくいことは事実ですが必ず慣れてきて普段通りに喋れるようになります。裏側矯正はその審美面からもよく芸能人の方や俳優さんなどもされてる矯正方法で、普段テレビで見るような人で「この芸能人の人喋り方がおかしい」と気づかれる人はほとんどいないと思います。
ですのでリンガル矯正は治療技術は表側矯正に比べてはるかに難しいですがしっかりと勉強して症例数があればなにも問題はありません。
当院のエスカ歯科ではリンガル矯正ハーフリンガル（上が裏側、下が表側）フルリンガル（上下とも裏側）でも矯正治療ができるように日々研鑽を積んでいますので他院で断られた方も是非一度エスカ歯科矯正歯科へご相談ください。