矯正歯科治療時のトラブルへの対応🌸
こんにちはエスカ歯科でございます👩🏻⚕️🌸
本日は、矯正治療時に伴うトラブルの原因・予防・対処法についてお話し致します。
①虫歯、歯肉炎、歯周疾患
矯正装置を着けることによって、ブラケット周辺の歯面の清掃性が悪くなり、虫歯や、虫歯の一歩手前の歯が白く濁った状態になる白濁、脱灰という症状を招く可能性があります。これらの原因は食事をした際に残ってしまった食べ残しが主な原因となります。
その為、矯正治療中のセルフケア(ブラッシングなど)はとても重要になってきます。
②歯根吸収
歯根吸収とは矯正力をかけた歯の根の先が治療開始時より短くなることです。
少し短根の歯であっても、歯の寿命が短くなるという事ではなく、通常の歯と変わりない状態です。
③顎関節症
矯正治療をする事により、一時的に噛み合わせが合わなくなり顎関節症の症状を起こしてしまう場合がございます。そのような場合は顎関節のストレッチを行っていただき症状を緩和させていきます。
④アレルギー
矯正歯科用材料に含まれる金属が感作源となりアレルギー性炎症を起こしてしまう場合があります。金属アレルギーのある方はマウスピースタイプの矯正を選択して頂いたり、ワイヤー矯正の途中でアレルギーが出てしまった場合は別途ご料金が発生致しますが、続きから変更する事も可能です。
⑤装置装着直後や調整後の痛み
矯正装置を装着した直後は痛みが強くなる事が多いです。月に一度ワイヤーの調整が必要になってくるのでその際も歯を動かすため一過性の痛みが出てきます。必要であれば鎮痛剤を服用する事で対応して頂く場合もあります。この痛みは数日から1週間程度で消失してくる場合がほとんどです。
⑥粘膜の刺激・障害
マルチブラケット装着(ワイヤー矯正)の場合、矯正により歯と歯の間の隙間が閉じてくると奥のワイヤーが伸びてきて粘膜を傷つけてしまうことがあります。ワイヤーが粘膜に刺さってくる場合はご来院して頂いて、ワイヤーの先をカットすると改善されます。
歯の表面に付いたブラケット装置と粘膜が擦れる事によって口内炎ができる場合があります。
その場合応急処置としてホワイトワックスという簡易的な保護ができるワックスを装着に貼り付ける事で刺激を回避できます。
⑦装置の脱理・変形・破損
矯正用の装置は、硬いものや粘着性の高い物を食べると変形、破損、脱落などを起こす可能性がある為そのような食べ物は控えて頂く必要があります。
矯正中はトラブルがつきものですが、無事に矯正終了できるようこちらも対応していきますのでご協力の方も宜しくお願い致します🦷🙌🏻
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医療法人 清翔会
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理事長 小池陵馬
【略歴】 |
• H16年 愛知県立岡崎高校 卒業 • H16年 広島大学歯学部 入学 • H22年 広島大学歯学部 卒業 • H22年 歯科医師免許証 取得 • H23年 臨床研修修了 登録 • H23年 岡崎エルエル歯科・矯正歯科 副院長 • H25年 エスカ歯科・矯正歯科 院長 • H28年 医療法人清翔会 設立 理事長 就任 • H28年 名古屋みなと歯科・矯正歯科 開院 • H29年 名駅アール歯科・矯正歯科 開院 • H31年 渋谷ルーブル歯科・矯正歯科 開院 • R3年 名古屋ウィズ歯科・矯正歯科 開院 • R3年 名古屋ルミナス歯科・矯正歯科 開院 |
【所属学会・修了コース】 |
• 日本矯正学会所属 • 日本顎咬合学会噛み合わせ認定医 • インビザライン認定医 • インコグニート舌側矯正認定医 • 日本成人矯正学会所属 • 名古屋市立大学口腔外科 非常勤歯科医師 • コルチコトミースピード矯正講習会修了 • JETシステムスピード矯正講習会修了 • Alphatiteインプラント修了 • FLBリンガルスピード矯正コース修了 • SBC歯周形成外科コース修了 • 歯周組織再生療法エムドゲインコース修了 • Tweed Pre-Tucson矯正コース修了 • オステムインプラントサイナスコース修了 • bads通期コース修了 • サティフィケー |